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光ったガラスのアゲハ蝶
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作詞 天姫(Amaki) |
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朝目を覚まして 鏡の前のあなたに近づく
自分の影があなたの背中に落ちる
まだ振り向かないで
もう少しこの光景を見ていたい
あなたからの贈り物だった
手のひらの上の小さなガラスのアゲハ蝶
飛びたてないで 土台に繋ぎとめられている姿は
まるで自分のよう
大好きなあなたからなのに
胸が苦しいのはなぜ?
あなたと別れた後の
冷たいベッドが悲しい
「恋をすると楽しい」と
みんなは言うけれど
どうしてこんなに苦しいんだろう
たとえ嘘でひしめくこの世界が
2人を認めなかったとしても
放したくない手がそこにはあった
朝目を覚まして カーテンの向こうを見る
アア 今日モ空ガ綺麗ダ 雲ガりぼんミタイ
空は2人を拒む事を まるで知らない
ふと 目に輝きが飛び込む
光ったのはガラスのアゲハ蝶
目のくらむような朝の事だった
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