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影の中
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作詞 苺爆弾 |
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裏切り者と自称する僕。
あぁ、だって僕は君を裏切った。
人間には、
エゴイズムな奴もいるもんだって
知らされた悲しみ。
けど、君は僕を裏切らないの?
同情されるくらいなら、
裏切ってくれ。
その方が辛くない。
奈落の底まで、
蹴り落として、
知らない人のふりして、
冷ややかな目で見られるほうが
まだマシだ。
だったら、いっそのこと
僕を、
僕の存在を
消してくれ。
何処かで、
誰かが
笑っている。
僕を見て、
クスクスと。
それは、
僕の影。
僕が、
僕を笑ってる。
同情するくらいなら、
僕の存在を消してくれ。
明かりが無くなったかのように、
暗転させてくれ。
もう、何も
見たくない。
裏切り者は罰せられる。
あぁ、そろそろ時間だ。
死刑台に立ち、
この世からさよならをするかのように、
僕は言うんだ。
さよなら。
裏切ってゴメンよ。
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