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木陰
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作詞 苺爆弾 |
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ゆっくり、駆けてく
僕の自転車。
あまりに古いから
タイヤがパンクしてしまって。
動けない、この場所から。
サイダー飲んで喉が潤って。
同じ、この場所から、動けないんだ。
助けて、そう叫んでも、意味が無い。
仕方が無いから自転車置いて帰る。
昔から一緒だったその自転車。
夏の木陰で置いてかれる。
もしかしたら動けないのは、
この僕なのかもしれないと。
同じ、この場所から、動けないんだ。
束縛されて自由なんて無い。
カメラのフィルムに写った僕と自転車。
でも、今は古いそれ。
夏の香りがしてくるよ。
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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