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ひとひら
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作詞 草月 |
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涙のような 吐息のような 嘘が一片
誤魔化し笑いが得意な君は
僕を惑わすために 微笑んだ
指が触れれば 逃げるのに
側に居ないと不機嫌になるんですね
追いかけて欲しいと
縋るように視線が絡む
君に酔うのは 嫌じゃないけど
ただの戯れならば もう
誓いのような 祈りのような 恋が一片
作り笑いが苦手な君は
涙の色を滲ませて 微笑んだ
逢いたかったと 甘えた声
見た事のない君が其処にいたんです
「離さないでずっと」
震える腕で抱いた夜
君が泣くのは 見たくないから
今夜は戯れですと 囁いた
涙のような 吐息のような 嘘が一片
君は
追いかけて欲しかったの
僕じゃないあの人に
君に酔うのは 嫌じゃないけど
ただの戯れになれない もう もう
離さないで居られたら
ずっと抱いて居られたら
君が行くのを 見送った朝
全てが 終わったんだ
涙のような 吐息のような 恋が一片
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