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夕日が空を紅く染める時
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作詞 桜 ちえり |
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まだずっと先の事だと思っていたよ
僕らの恋はそう・・・例えるなら
「朝日が昇りだした」んだと思ってたんだ
朝日のまぶしさが眩しくて
思わず手で光よけるけど
指の間から差し込む光が
妙にきれいで鮮やかだったんだ
隣で僕と同じ事をして
光に感動してる君を見て
「これが運命?」なんて
都合よく信じたんだ
朝日は高く高く上って
僕らを照らす
眩しさにお互い見失わないように
手を繋いでたあの頃...
君の温もりもっと感じたくて
そっと...だけどきつく
君を抱きしめた
君は戸惑って思わず僕を突き放して
そして後悔した顔をする
「ずるいよ...」突き放されたのは
僕なんだ君じゃないんだ
すれ違うお互いの気持ち
嫌だと分かっていても
時は来てしまう
もう西の空は赤く染まってた
夕日に紅く染まる僕たち
たった一瞬の恋だった。そう呼んでもいいぐらいに
短すぎる恋だった
「もう夕日が沈む、だから帰りな」
僕が君に言える精一杯の最後の言葉
君は涙流して背を向ける
一人残された僕は
またいつか君と出会える気がした
だってそうだろ?
沈んだ夕日はまた朝日となって
昇ってくるのだから...
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