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生ける屍
作詞 霧島綴色
午前二時を回る 大都会のアンダーグラウンド
表沙汰にはできない常識 生ける屍が屯する
この排他に遊び半分で足を突っ込む青二才が
暗闇の中を歩けずに逃げ出した

きっと思い出せないだけ アフターダークの異界のように
僕らは何かをやり過ごしたかっただけ この闇で ああ

ここに生まれていた暗黒の闇が僕らを匿っている
この自由な場所のプレイに反則なんてないのさ
今宵もきっと絶頂に達する僕らは逃げるように
ここに晒されているアットホームが恋しくなる以前に
あの陽の当たる世界があまりにも眩しすぎるから
照らされる陰にできた昨日の闇も また深くなるばかり

午前四時を回る 大都会のアンダーグラウンド
眼を閉じなくても 光なき闇はその眼の中に
僕らは闇に生きる 現実から逃げた生ける屍
朝の陽も届かないベッドの中は いつでも午前二十五時

きっと思い出せないだけ 息をするだけで生きていけるなら
僕らは陽の当たる世界で スーパースタにでもなってるさ

ここに生まれてきた暗黒の闇が僕らを匿っている
赤く照らされた 朝の空の下に広がる世界でさえ
僕らを祝福する気なんてさらさら無いのに
ここに晒されている純粋な少女の悲痛な叫びが木霊する
この暗黒のほうが心地よくて 太陽はまた世界を照らす
照らされる陰にできた今日の闇も また深くなりそうで

つけっぱなしのテレビが不幸を知らせる午前六時
僕らにとって異世界のニュースに聴こえるんだね
暗闇が西の空に逃げてゆく

ここに生まれてきた小さな淡い白い世界が見える
果たしてここに僕らを祝付する空はあるの?
ここに生まれてきた暗黒の闇が僕らを匿っている
この自由な場所のプレイに反則なんてないのに
今もここにある僕らの世界を白が染めてゆく
ここに晒されている会いたくない昔の親友達が
この世界を照らしだした そして手招きをした
照らされる陰にできた明日の闇も 僕らと共に消え去るなら

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 生ける屍
公開日 2008/08/03
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 考え方が変わってきました。アンダーグラウンドの風を受け。
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