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Megalopolis
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作詞 霧島綴色 |
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辿りついたメガロポリス まるで摩天楼の集大成
僕がここに何を求め やってきたのかはわからない
辿りついたメガロポリス まるで手塚漫画の未来都市
一体誰が何を犠牲にして この今と未来を手にしたんだ
確実に進化を辿る我ら人間どもは
確実に何かを失っていく 気がするんだ
僕が見つめる今は数年前のこの街の公園で
君が見つめた陽はもう二度ときっとどこにも昇らない
もう探せない もう何も見えやしない
辿りついた次の旅立ち 今はまだ午前四時
駅についた今日の僕 最後のお別れ済ませてみる
始発の電車もかなり混んでいる そのなかに
どこかで見た懐かしい顔が見えた ような気がしたけど
終電に間に合わなかった人たちと
始発じゃないと間に合わない人たちで
僕はこの中に紛れ込む 誰もそれに気付かないのが
こんなに寂しい事なのか そこには確かに君がいるのに
僕は大人になった君を 君は子供のままの僕を
もう探せない もうきっと見えてやしない
最後の駅に着いたその時 あれだけいた人はもういない
僕らの思い出はもうすでに 摩天楼に埋まって消えていた
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