|
|
|
ようこそ僕の部屋へ
|
作詞 米 |
|
つかれた身体を毛布にあずけて
眠りにつくまでの数分間を
今日の僕のために使い切ろう
右手に掴んだ自由を逃がす
しがらみだらけの自由を手に入れた
どうしてだろう その方が酷く身体が楽なんだ
重たいまぶたに涙を与えて
頬をたどっていった一筋を
明日の僕のために使い切ろう
左手が握った希望を放す
絶望まみれの希望を見つけた
どうしてだろう その方が酷く心が楽なんだ
両手が抱えたものを 部屋に詰め込んでいった
縮こまって出番を待って いつしかそれらを忘れていった
あんなにも輝いて見えたのに 手に入れた途端どうでもよくなった
ガラクタまみれの宝箱 そこに何が生まれたの?
毛布が身体をあたためて 涙が心を濡らしていった
ガラクタまみれのこの世界はいつでも僕を慰めた
いつだって 僕にやさしかったんだ
さあどうだい僕の短い一日きりの物語
覗いてみるかい 入場権はあなた次第
ほらもう扉が見える
ようこそ僕の部屋へ
ようこそ僕の世界へ
|
|
|