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境い目線
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作詞 米 |
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目先に溺れた自分を見つけて 息を止めて見守った
足は地面を離れない 僕は沈んで沈んでいく
空を映す湖に命の線を足してみたら
まさにその境い目は この足下で輝いていた
そこがどこだかわかるかい 水面に映るのは空 空
光に焼けた魂を掬って 耳を澄まして目を閉じた
両手が暗闇を探って 掴むものを探して探した
宇宙の真ん中光の扉を立ててみたら
まさにその鍵穴は 僕の帰りを待っていた
重い扉をくぐるのは 右手に鍵を持つただ一人
命の境目立つ人は 息を止めて目を閉じる
もしも鍵が見あたらないのなら 「とにかく扉を立ててみろ」
迷う人が居たとして とりあえず僕はそう伝えるよ
湖底に居るなら手を伸ばして もう一人の僕が引き上げるから
そこがどこだかわかるかい 水面に映るのは僕 君
扉をくぐるのは 水面に映るのは
どちらも同じ僕 君 一人の人
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