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遠回りの帰りみち
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作詞 米 |
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かじかんできた手を ポケットに入れて2人で歩く雪の道
路肩につもった塊を わざと踏みつけてみたりして
転びそうになる君を いつでも支えられるように
こっそり取りだして 結局出番はなかったり 我が家まで後少し
「寒いね」って言ってる癖に 歩幅は少しずつ狭くなる
ああそれならそこの道を右へ行こう
大丈夫さ 寒いのなら缶コーヒー買って 遠回りして
あと少し ほんの少し 一緒に居よう
春が来たら桜並木を見に行こうって
笑って歩いた 雪の道 雪の道
ポケットに入れた手を 静かに擦らせ1人で歩く春の道
光を浴びてもたついて 足下さえも見たりしないで
転びそうになる僕は やけに広い道を眺めて
出番のなかった右手は震えてた 僕の家まであと少し
「僕は大丈夫だよ」って 歩幅をまた狭くして
ああそうだ今日は右へ行こう
今なら桜が迎えてくれる 遠回りして
あと少し ほんの少し 涙が止まるまで
また雪が降ったらこの道に来よう
頬を拭った 春の道 春の道
そこの道を右へ行こう 遠回りして
あと少し ほんの少し
あと少し ほんの少し
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