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作詞 Kei |
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もし冬がもう少し寒かったのなら
独りぼっちの震えに気付かなくて済んだのに
君と別れてもうすぐ一ヶ月だね
いい加減に 忘れろ、といわれるけれど できない
残念だね 僕はもう新しい恋を見つけたんだ
僕が本当にあげたくて 君が本当に欲しかったものをあげる
歌を作って歌ってみた その歌は
ただひたすら詩だけを重視して作った 名曲にはほど遠い駄作
ただひたすら君への想いだけを綴った なんでもない「あいのうた」
もし世界がもっと狭かったのなら
君と出会ったのはきっと奇跡ではなくなる
もし睡眠時間がもっと長かったら
君と手を繋いで歩く夢を もう少し長く見れた
狙った的は 星の数で
うまく当てられたのは 多分君だけ
世界一好きになった人へ 約束の時は来るのかな
別れてよかったと思うよ それで君の笑顔が見れるのだから
少し迷惑をかけすぎた あの「あいのうた」が疼いている
声を枯らして練習しても 「君に届け」と熱唱しても
すでに枯れたその唄を唄う僕の声は 壊れたハーモニカみたいだ
もし雨がもう少し降るとしたら
頬に流れる涙はもっとうまく隠せるのになぁ・・・
もし冬がもう少し寒かったのなら
独りで震えていても「それは寒いから」って誤魔化せるのに
もしふたりが出逢わなかったのなら
僕は今のようには笑えない
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