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きす
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作詞 成瀬流欄 |
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貴方の笑ったときにきゅっと細くなる目がすき。
それと一緒にちょっと上がる口の端もすき。
そんなことを言っているけど、
ほんとは貴方だからすき。
あたしにむける貴方の意地悪も、
貴方があたしに言ってくれたこと思い出すから、
小さな星屑みたいに
宇宙の彼方にそっとしまっておこう。
ちょっと嬉しくなって。
恋人でもないけど、そんな関係はいらないから。
束縛するなら傷をつけるだけにしよう。
背の高い貴方の唇に
背伸びして重ねた秘密。
あたしが笑ったときに笑ってくれた貴方の顔がすき。
それと一緒にかけてくれたきらきら光る言葉もすき。
そんなことをいっているけど、
ほんとは貴方だからすき。
あたしにむける貴方の苛立ちも
貴方があたしを待ってことを思い出すから、
小さな星屑みたいに
宇宙の彼方にそっとしまっておこう。
ちょっと楽しくなって。
付き合っても無いけど、そんな鎖はいらないから。
包み込むならこのままでいよう。
背の高い貴方の唇に
背伸びしてかさねた秘密。
きすしたときの
あの頭が変になりそうな感覚は、
きっとあたしが貴方を好きで。
貴方があたしを好きだという証拠。
離れた唇に残る、
熱はいつのまにか。
空に上ってしまったけれど。
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