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世界理論
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作詞 成瀬流欄 |
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この世界は私の創った世界
私のこころがそのままの世界
景色は白黒何も見えない。
ねぇどんなに美しくても
それは唯の書きかけのキャンパス
世界は変わらず回っていた。
朝が来た、空が色づく、そして闇へと
太陽が燃えていたって、月が煌いていたって
私には白黒の汚い珠にしか見えない。
そして其れが世界。
このロボットは私の気持ちの奥
私の欲望と憎悪が具現化したもの
発する音ははまがい物。
ねぇ何をいっても
それはプログラミングされた偽物
ロボットは変わらず進んでいた。
愛を紡いで、歌を歌い、そして刃を
優しさで包まれても、痛みをきりつけられても
私にはノイズ交じりの煩い音にしか聞こえない。
そして其れがロボット。
景色がどんなに美しくても
ロボットがどんなに話しても
私には嘘としか思えない。
私が思うことが全て
そして其れが私。
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