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束縛して貴方を。
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作詞 成瀬流欄 |
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さぁ手に入れよう。
貴方の身体を心を全てを。
私しか知らないで、私が貴方の世界。
その表情が疎ましい。
私だけに見せてくれていたのに。
誰にだって振りまいて。
貴方にとって私はそんなものだったの?
大きな鎌で。
きらりと光るこの凶器を。
狂気で狂いそうな私を。
貴方の首筋につきたてて。
ねぇこれで。
もう二度とわらうなんてことは出来ないでしょう?
その哀しそうな表情は私が独占したもの。
貴方の唯一つの私に見せる表情。
どんな表情をしたって。
私はもう止まらない。
その声が憎らしい。
私の名前を呼ぶときだけの声だったのに。
いつしか皆しっていて。
貴方の私ってどんなものなの?
穢れたこの手で。
細い白いこの指を。
哀愁に埋もれる私を。
貴方の首を締め付けて。
ねぇこれで。
もう二度と優しく奏でるなんてできないでしょう?
その苦しそうな声は私が独占したもの。
貴方の唯一つ私に聞かせた声。
どんな声を出したって。
私はもう止まらない。
血を浴びた私。
貴方を全身に感じて。
さぁもう終わり。
さよならあなた。
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