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声にならない言葉たち〜人を知らない人形よ〜
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作詞 成瀬流欄 |
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人が溢れかえったこの世界で。
人なんか嫌いと拒絶したって。
悪あがきにもならないことを、
月が自分は死んでいる事を知った寂しい夜のように
いつか知って、泣いて、傷付いて。
わからない、わからない、知らない、知らない
そう呪文のように呟いては
自分の価値を下げて下げて下げて。
わからないというけれど、
唯
判ってしまうのが怖いだけなんじゃないの?
傷付きたくない余りに周りを傷つけても
求めるのは愛と信頼と同情だけ。
人が溢れかえったこの世界で。
人なんか嫌いと拒絶したって。
唯のイイワケにしか聞こえない事を、
精一杯生きてきた此処が地獄だと知った愚者のように
いつか知って、泣いて、傷付いて。
傷付く事を知らない人形は。
狂ったように踊り続ける。
それは永遠の死の舞。
誰にも気付かれず、その心を壊したのは、
傷付きたくないと思う貴方の過ち。
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