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声にならない言葉たち〜宇宙を知らないイルカよ〜
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| 作詞 成瀬流欄 |
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ぽしゃん と 空を駆けて
海の中をくるくると回りながら
飛び上がって 跳ね上がって。
その心こそが真実なのだと 疑わないで。
あぁ 宇宙はなんて狭いのか。
そんな戯言
ぽつりとイルカは呟く。
宇宙なんか この心があれば
どこまでも泳げると。信じていて。
回って踊ってまた眠る。
明日は知らない。だからゆく。
そしてその瞼が開いた時
また心臓は時を刻む。
あぁ もっと 僕を。
あぁ もっと 心を。
あぁ このゴブレットを。
充たしてくれるのは･･･。
回って踊ってまた眠る。
明日は見えた。見えてしまった。
そしてその瞼が閉じた時。
もう心臓は時を刻まぬ。
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