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月の雫の舞踏会
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作詞 成瀬流欄 |
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赫い月 巨大な真実
銀色の瞳に映る月を
棘から流れる血で染める
花弁が舞う 風に乗って
毒々しいその赤と黒の踊り
魅せられて 華麗な火の粉が散る
今から始まる 舞踏会に煌く指輪を
降り注ぐような 赤と黒と黒
そうもう手も届かない
赫い月だけがみている 踊りと死と
赫い月 雫を携えて
銀色の心にしみるその歌声を
蜜から漂う芳しい香りで
血が飛ぶ 悲鳴に乗って
赤赤と妖しく光るその刃を
振りかざさして 永遠の舞
今直続く レクイエムとともに
何処までも堕ちてゆく 赤と赤と黒
だってほら腕はもうない
銀色の眼も切れ切れに 閉じてまたみて
赫い雫 星の嘆きを
レクイエムと幻想曲とのバラッド
力の限り 贈ろう この生暖かい血肉を
踊る回る堕ちるそして
また逢うでしょう 輪廻の果てで
踊る舞ってまた堕ちる
忘れもしないレクイエム
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