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あるガキのブルース
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作詞 ツェッペリ |
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どっかにいたあるガキは思った
一日の半分を費やしたら東大に行けるんじゃないかと
そしたら気付いたのさ時間の価値に
半分も費やす価値のあることなのか
東大にいくということは
そうやって始まった禅問答
ガキのくせに賢ら顔で思いふけった
遊んでりゃ良いのに勉強して
時間をつぶして考えて
だした答えは模範解答
おもしろくねぇからまた考えた
いつからか頭良いと言われ始めた
それがたまらなく嬉しかったそうだ
あるガキも一年もすりゃ変わるもんで
毎日友達と遊んでいた
鬼ごっこやカードゲームなんかしてさ
要領わかると堕落すると悟りつつも
転げ落ちて遊んでいた
だって俺は頭が良いんだかまわねぇ
学力テストで100万人中100位
遊んでても東大いけんじゃんと思ったらしい
あるガキがくそガキになった年
くそガキは評価されなくなった
テストは平凡言語明瞭意味不明
上辺友達が増えて遊んでた
酸いも甘いも地獄の沙汰も金次第
本当にクソだった反吐も出ねぇ
それでもいつかの禅問答が終わった
頭良いと勉強できるは違うって
言い聞かせるだけの自慰行為
コールドパスは頭悪い奴のための物
頭良い俺には関係ない代物
ここらで明日がいらなくなったようだ
ある日突然クソガキが学生に変化した
勉強をまた始めた
東大より良い大学をみつけたのと
友達が本当に頭良いと諦めから
尊敬に変わったから
でも本当はまた誰かに頭良いって
言われたくなったからなんだと
神童が秀才にならずに天才を目指した
そのプロセスだと銘打って
サクセスを始めたのさガキは
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