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夏葬
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作詞 ツェッペリ |
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未練なんてものもないはずなのに
なんでギター持ってここにいんだ
忌まわしきこのライブハウスにいんだ
観客もいないし他のメンバーもいない
思えばいつもひとりぼっちだったな
ライブをやっても連帯感なんて感じたことがない
同時にソロをやってただけだった
プロを目指してたわけでもなく
ただ集まってソロをやっていた
そんなロックに価値はなく
そんなバンドに意味はないし
そんな俺に存在意義なんてねぇよ
だから死んだのさ
このライブハウスで
結局オーディエンス湧かせれなったな
自慰的バンドの自慰的曲じゃ無理もねぇか
今から全力で歌ってやる
俺のためのレクイエム
命をかけて葬ってやるさ俺を
アツいアツいバンドマン
すげぇ適当なバンドマン
やるたんびにコードが少し違う
そして微妙に歌詞も違う
それはとてもアツい証拠さ
瞬間瞬間の爆発をロックするからだ
夏の日差しよりもアツい声
その声でもう一度歌ってよ
あの夏の歌をもう一度
空が晴れるまで
突然後ろにスポットがあたり
始まったギターソロ
涙ぐんでる友がいる
気合いが入りすぎてるドラムも聞こえる
重い重いベースも
熱狂してるオーディエンスも
アツいアツいバンドマン
すげぇ本気なバンドマン
やるたんびに声がかれる
そして微妙にワンキーあがる
それはとても真剣な証拠さ
全身全霊をかけてロックするからだ
バカみたいにデカイ声
その声でもう一度歌ってよ
あの夏の歌をもう一度
日が暮れるまで(アツいアツいバンドマン)
俄然ヤル気のバンドマン
やるたんびにすげぇ泣く
そして微妙に震えてる
それはとても本気な証拠さ
もっともっとみんなでロックしたいからだ
ちょっとかれてる鼻声
その声でもう一度歌ってよ
この夏の歌をもう一度
次の夏まで
バンドやっててよかったな
それじゃ次の夏までさようなら
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