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そして誰も居なくなった
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作詞 ツェッペリ |
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僕の子どもの頃は人がたくさん居た
学校に行けば友達がたくさん居た
隣に座ってた少女の笑顔が好きだった
でも
子ども僕は素直になれなくて
何も言えずに終わった
僕が高校生の頃は人がたくさん居た
学校に行けばたくさん勉強をしてた
隣のクラスだった少女の
寂しそうな顔が大嫌いだった
でも
高校生の僕は素直になれなくて
何も話さずに終わった
その頃の僕には当たり前だった事が
いつまでも続くと思ってた
でも
当たり前という事ほどの奇跡は
そう簡単には起こらなかった
僕がお酒を飲み始めた頃にはもう
他人がたくさん居た
仕事に行けばほんの少しの
お金を稼ぐ事しか出来て無かった
また何も言えずに終わるのかな?
僕が年寄りになった頃は人が
めっきり減ってしまっていた
どこにも行く宛ては無くて
昔気にかけていた少女の顔も思い出せない
僕が死んだ頃は人は誰も居ない
天国に行っても
地獄に行っても
誰も居やしなかった
でも
不思議と寂しくは無かった
寂しそうな少女が振り向いて笑ったら
目の前から全て無くなった
もしかしたら
初めから何も無かったのかな?
今度は何をして遊ぼうかな?
それじゃあまた明日
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