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白い月
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作詞 ツェッペリ |
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夏の空に浮かぶ月は真っ白で
誰かの心のように清く澄んでる
この田舎町に吹く風のにおいは
どこか高級ワインのようで
この道をただ吹き抜ける
綺麗な空に白い月が微笑んでる
清らかな姿は貴女のようで
僕は思い馳せながら
この道を歩いていく
行く宛てはとくに無いのに
貴女に出会う確率なんて
たかが知れているのに
運命なんて都合の良い
言葉で自分を動かす
昼間の月はとても白かった
風のにおいは夏のにおいで
とても爽やかで凛としている
それはどこか貴女を思わせる
なんでも理由をつけて
貴女を思う僕にどんな罪が
在ると言うのですか?
白い月は日が沈み黒く笑ってる
怪しい光に包まれて一人泣いてる
涙は月光に照らされ恍惚としている
時が止まってる
叫び声が灰に変わる
夜の月は黒かった
夢の世界では何度も会っているのに
現実の世界では顔も知らないなんて
昼間の月はとても白くて
僕にはまぶしすぎよう
貴女の姿も今の僕には
ただまぶしかろう
僕は夜に月を睨む
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