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あじさい
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作詞 ツェッペリ |
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こっちにも遅い梅雨がやってきました
庭には青いあじさいが咲きました
雨に濡れて淡くなっていくその姿に
僕は涙を止めませんでした
ぱたぱたと手で扇ぐあなたは
雨に濡れてはないだろうか
湿気った頭でそんな事ばかり考えてます
太陽が見れなくて
星空が見れなくて
寂しくて泣いてるんじゃなくて
淡くなっていく青に
心洗われてるだけなんです
あじさいが綺麗なだけなんです
次は花に生まれたいと言った時
あなたは笑ってこう言ってくれました
「人間に生まれないと良さが分らないよ」と
そんなあなたが私には華々しかった
雨に濡れたわけではないです
ただ泣いているだけです
あなたがあまりにも愛おしいから
離れたくないから
かたつむりはいつもあじさいの上
私とあなたもそうだといいな
きっと晴れたら虹がでるだろうな
そしたら僕はいくよ
淡いあじさいのもとに
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