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アノウタ
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作詞 96 |
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繋いだ手は冷たく悴んで それでもちゃんとつかんでいる
誰のハートにも届かないとしたって
傷跡はまだ 癒えてなんかいない
過去の呆れた姿を見たって 今の僕を認めてくれれば
愛するコトの意味も分かち合える
君がどんなに 優柔不断でも
人は人として生きて いつか燃え尽きる
自分の役目を終えて 息絶える
想像の世界で僕は 間違った答えを
真実と 言い聞かせる
あの歌が消えてしまっても
君の手はここにあって 喜びを分かち合える
泣きたいなら思い切り泣いて
いつか楽しいコトがあれば 笑えばいいだろう
比べることができなくても この思いはまだ君に向いている
たとえ人生の全てが今でも
窓の外で 笑っていたいから
人は人として生きて いつか燃え尽きる
後悔はしないように生きていたい
妄想の夜でいつか間違った夢を
現実に 咲かせる
あの歌が消えてしまっても
君の手はここにあって まだ傍に居られる
泣きたくても涙は枯れてる
明日を嫌って 時が止まるのを願っていたんだ
儚い命のカケラを短いと思わずに僕は歌ってる
映画館の中でも繋いだ手は
現実と教えてくれる
あの歌が消えてしまっても
君のために 僕のために また 歌い始める
雪のような 冷たい未来でも
温もりがある この右手は いつも笑ってる
この歌が消えないように
君の手を握り締めて 今だからこそ言える
僕らの今が 儚く散っても
今の僕を認めてくれれば 愛し合える
人は人として生きて いつか燃え尽きる
永く続く道の隅で 生きている
僕は僕として生きた そして燃え尽きる
現実を分かち合う
何か笑った 僕の傍で 右手の温もり
後悔はしないように生きてきた
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