|
|
|
ぼたん
|
作詞 96 |
|
利用してない水道にて 始まった化学変化
ちっちゃな牡丹を掛け違えたようだ
「出会えたことが嬉しい」なんて 口じゃ言ってるけど
それが 何の励みになるだろう
返して 僕の時間を 君があっさり奪っていった 僕の自由を
探して 僕の名前を 確言できるほどの素敵な自信を 返して
「頑張ろう 頑張ろう」と 自分に言い聞かせた
ちっちゃなボタンを押し間違えたようだ
少し名前を呼んでみよう 自分しかない名前を
暗い部屋に置いていった 僕の名前を
程遠い場所に 忘れてきたんだろう
初めから やる気もなかったくせに 今頃何を言うか
迷って 涙流した 余計に空しくなった 壊れた模型
今にも 崩れそうな家の中 僕はまだ 死んではいけない
嫌というほど 失望は経験した
笑って 冬が来た そんな日なんて一度もなかったのに
笑った冬の微かな 高揚感が胸に残ってる
ちっちゃな牡丹を探さなくちゃなぁ
染み出した カレーの匂い 取れそうにも無くて嫌になった
消して 僕の時間を 今まで僕が謝って押したボタンを消して
なくして 探して 探してくれ
|
|
|