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戸惑い
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作詞 96 |
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何万年 何億年と 時は過ぎてきたけど
僕らが過ごした年月は 小さな虫に似ている
恐怖がなぎ倒す か細く立つ雑草を
涙を流す間もなく 静かに消えていく
空に浮かぶ太陽が窓を照らす
輝いた自由の下で 笑って 泣く
躓いた勇気じゃない 折れたヒーローでもない
今の僕は ただの 一匹の虫けらだ
「時間のせいにしてきた弱さなんて認めない」
そう言って 笑われた 小さなベンチの上
澄み切った天まで響く あの笑い声
助けに来たレスキュー隊が 逆に戸惑う
誘惑を恐れて 前に進めなくても
君は許してくれるだろう
躓いた勇気でさえも 心の折れたヒーローでさえも
歌う力も残されてない僕でさえも
変わらない太陽が君を照らす
限界も自由も超えて 時間を忘れる
憎むべき 色のついた弱った思い
優柔不断な僕は 逆に戸惑う
作り笑いを嫌がった 僅かなこの隙間が
何かこうして伝わる 初めから祈ってる
何万年 何億年と 時は過ぎてきたけど
僕らが過ごした年月は 小さな虫に似ている
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