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ふたり
作詞 96
寂しがりの猫は 誰かにすがりつこうとする
ところが誰もが それを貶し続けている

寒がりの猫は 今夜の宿を探している
ところが誰も 受け入れようとはしない
冒険好きな人は ボロボロな地図を手に走る
その姿は あの猫に 似ている

君は忘れた 寂しがる思いを 誰もが失くした 照らしている星を

寂しがりの人が 椅子に座って口笛を吹く
その音を彼が 耳澄まして 聞いていた
寒がりの彼らは ふたりで宿を探し当てた
存在を認め合って 何かを手にした

ふたりで泣いた ふたりで笑った 誰もが捨てた星を拾い上げた

ボロボロな地図は何も価値のないものとなった
でも きっと許してくれるだろう ねぇ そうだろう?
寂しがり屋なMY FRIEND

君は忘れた 生きる空しさを
君は失くした 明るい宿を
全ては終わった あの日の夜に
いつの間にか君は 眠ってしまった

人の足から 人の足へ 蹴りまわされた 猫を抱き
ふたりで拾った あの日の欠片を 探し回って 拾い上げた
何も言わずに 息は途絶えた その姿を 見つめていた
価値なき地図を 探し回った 二人が生きた 一つの証を

誰もが失くした 一つの命を ふたりが笑った あの日のことを
誰もが探した 悲しい姿を もう戻らない 一つの命を

出会ってしまったから別れを告げた
分かり合えていたから寂しくなった

彼は忘れた 寂しがりの猫を 生きる喜びを あの日の夜を

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル ふたり
公開日 2007/01/23
ジャンル ロック
カテゴリ その他
コメント 一つの尊い命は人間であろうが猫であろうが何であろうが
同じ命なのです・と思ったので書いてみました。
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