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陽だまりの切れ端
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作詞 SA!! |
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私の知っている貴方だけでは きっと貴方じゃないのでしょう
だけど私は貴方がいて 長いときを笑っていられた
もう消えてしまったのだと 見渡すと 黒い布をかぶせていただけ
まだ会えるのだと思う私が 今まで私を支えていた
もう会えないと思った私が 床に伏せ私を忘れていた
初めて貴方を連れてきた時は 白一色の部屋だったのに
今では雨戸を閉め薄暗く ずいぶんものも増えてしまった
もう会いに行けないのだから これから先も きっと貴方は貴方のまま
二人きりのときの私は 貴方の声を探していた
一人きりのときの私は 貴方の声を聞いていた
過ぎた日々と 長いこれから 思い出に時間を左右され
久しぶりに 片付いた部屋 私と貴方を包むひだまり
今私に会いに来てくれた 貴方も貴方のまま
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