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指切りの延長線
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作詞 SA!! |
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一つ また一つ
堕ちていく時間を追いかけて
気付けば僕は一人だった
遠くにある光は
現実が向こうに見える窓
何の魅力も感じなかった
全てが白と黒
過ぎていく人は
顔がない人ばかり
その中に綺麗な色を見た
指切りをした数だけ
僕は僕の意味を増やした
僕等が笑う度に
生きる事を求めた
あの時みたいに
戻れるかな
一つ また一つ
切れ離れた糸を見送って
気付けば体中切れ端ばかり
もう最後の一本
随分汚れていたけど
確かに誰かと繋がっていた
窓に手を伸ばした
初めてだった
でも開く気配がない
その向こうに糸が伸びているのに
指切りをした数だけ
僕は僕の意味を増やした
僕らが笑う度に
生きる事を求めた
あの時はもう
夢なのかな
床に溜まった時間は
想い出の断片だった
全てに異なる色の自分がいた
やっと分かった
今の僕の居場所が
指切りをした数だけ
僕は僕の意味を増やした
僕らが笑う度に
生きる事を求めた
あの時はもう
戻らない
でも僕には
明日がある
目を開けば
全てに色がある世界
僕はここで君と笑う
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