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距離
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作詞 ともあき |
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ありきたりで 他愛のない会話
君の声が 彩っていく
「私ばかり話してごめん」と
謝る必要なんてないのに
そよ風吹く 青空の下を
髪を揺らし 並んで歩く
ふと触れ合う 互いの指先
照れていたのは僕だけなのかな
「守ってみせる」なんて
冗談交じりだったけど
僕は本気で言ったんだ
君はきっと知らないね
いつもと変わらずに笑ってた
言葉にしなくちゃ伝わらない 思いがある
埋まらない友達の距離わずらわしい
言葉にはすることのできない 思いもある
いつか声に出して 言えるように
募る愛しさを 温めておこう
どうしようも ないようなことで
怒らせたり スネてたりして
ほんの少し 離れてしまう
不安になって焦りだす心
傍にいない たったそれだけで
太陽まで 遠ざかるよう
同じところ まわってる僕に
答えをくれるのは君なんだよ
がむしゃらになりすぎて
傷付けてしまったのかも
君が涙を隠すなら
僕も「ごめん」は言わずに
自然に伝えるよ「ありがとう」
言葉にしたなら壊れそうな 思いがある
はがゆくて心地良い距離保っていく
言葉にするよりも大切な ことだってある
だから笑顔のまま しまいこんで
二人だけの時間 重ねていこう
何年かたったとき
二人の距離は今のまま
変わっていないのだろうか
不安と期待が揺れる
複雑な気持ちになるけれど
言葉にしたなら壊れそうな この思いは
はがゆくて愛しい君への恋心
言葉にしなくちゃ伝わらない けれど今は
二人笑顔のまま いられるだけ
それでいいからまだ 温めておこう
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