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蝉時雨
作詞 雨宮彼方
空は薄暗く 灰色をしてる
見上げた頬にしずくが落ちた

不安はいつも この胸の中
離れることはないけれど
それでも 希望があるから

全部 ぜんぶ 洗い流して
この雨に 誤魔化すように
涙を隠して 泣こう
強くなきゃ やっていけない
そんな世界だけれど
今だけは こうしていたい

幕を下ろすように降り出す
そうして視界はすぐに白くなる

未だ痛む傷あと 傷付いて
臆病な私はまた 傷付けて
それでも 希望があるなら

泣いて それは 私のために
そのしずく そっと 拾うよ
あなたを想い 泣くから
二人 慰め合う ようでもいい
明日 晴れなくてもいい
ただ あなたの 側にいたい

きっと 笑顔になれることよりも
悲しみにくれることの方が 多い
こんな世界だけれど この胸に
欠片でもいい 希望があるなら
あなたがいるなら 生きていける

全部 ぜんぶ 洗い流して
この雨に 甘えるように
涙を混じらせ 落とそう
足元に出来た 大きな水溜まり
かなしみの しるし
だけど 明日への 糧

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 蝉時雨
公開日 2007/06/10
ジャンル ポップス
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