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勇者。
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作詞 東行コルク |
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歩き出す事にさえ震えていた
許される事にさえ怯えていた
もしこの先
誰かを愛する そんな嘘がつけるなら
僕をこのまま眠らせて下さい
本当に求めていたのはきっと
いつからか夢の名残となり
流れゆく空気とともに 僕の肌に滲んでゆく
本当に守れると誓うなら
この心を切り落とし 悼む
貴方の幼い頬を綺麗なまま見ていたい
愛されるまま
胸の苦しみに微かにゆがませた瞳
守るためだけにあったいつかの指
もし世界の中で
貴方を苦しめる そんな時代がやってくるなら
僕を捜しに来てください
無為だった全てを責める事はない
こぼれ落ちた砂を嘆く事もない
胸に残る甘い痛みだけが 全てなら
もしこれから新たに進むのなら
忘れないで欲しい
確かに生きていたこと
臆病に濡れた数多の夜よ
風に吹かれ
砂漠に嘆け
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