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エンジェル。
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作詞 東行コルク |
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何故こんなに必死になって生きてきたのかな
僕が
僕である証拠なんて
この世界の 何処を探せば見つかるの
灰色の空の彼方
悠久を映した雲が 街を殺している
何故 あの瞬間に
僕は 死んでしまわなかったのかな
誰に何を残せと言うの
何時までこんなに怯えてればいいの
朝を待つ瞳は
遙か彼方 天国の向こう
優しさに怯えるくらいなら
この手首を 濡れた刃で裂いた方が賢明だ
そんな錆び廃れた世界
何故こんなにも必死になって生きてきたのかな
いつか
終わるというなら
どうして 今終わらせてはいけないの
ねぇ
あの沈んでしまいそうな空に
伝えることがあるなら 白い翼に刻んでおいて
届けるから
そっと赤子の吐息のように
洒落た風の香りは 赤
その時までに
僕は 僕の鏡を見つけているのかな
それまでは
泣かないで笑っていたらいいのに
。
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