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トワイライト・ナイトメア
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作詞 トミノ |
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右手にはアイスピック 左手に赤い写真
回る回る背景 まるで悪夢のよう
逆さまの廊下 崩れた君
遠い果てに落としてきたのは世紀末の夢
両手の花束と共に君に会いに行きたいけれど
乾いた唇 目から赤い涙が流れて
目が覚めるある夏の暑い朝
来る日も来る日も同じ映画を観てるよう
十字架に紡ぐシャンデリアに祈ってみても
そこから救いが見えるわけじゃないだろう?
白黒の道を歩いて その先には何がある?
シンドロームの波がたとえ飲み込もうとしても
手と感覚がわずかな鮮血を覚えてる
ぼやけた視界は確かに輪郭を描くけど
君の中に僕は残ってるかな?
異世界のような部屋の入り口に佇むある午後
灰色の空 白い季節の狭間が歪んでる
追いかけた太陽も雲の間から顔を出さなくなった
君は今も無口に僕の事見つめてる
記憶が甘いネオンに誘われる時
閉じかけてた煽情の想いが溢れ出す
鏡の向こう側はどんな世界なのだろうか
狂った僕は君をそこに閉じ込めた
伸ばした指が触れる先に反転した君がいる
血も逆流する位素晴らしい所なら
僕もそこへ連れていってくれよ
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