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灰色の銀貨
作詞 トミノ
暗い闇の底 叫びは誰にも届かない
体中にあるのは傷 癒えぬ痛みがなおも疼く
信じていた心はもはやバラバラに

誰でもいい 此処から出してくれ
誰の目も届かぬこの中から

絶望をひとつ数えた 誰もいないから泣き叫んだ
手探りで探しても何も見つからない
そばにあるのは怒りと少しの悲しみだけ

少しでいい ほんの少しでいいから
身体の奥まで愛してくれ

巻きついて離れない茨が痛い
深く重くのしかかる現実という名の残酷
わかったかい?何をしても無駄なのさ
遠く離れた歓喜の声は もう聞こえない

涙が消してくれるなら何度そう願った事だろう
明日生きても 何も変わりはしない
もうひとつ答えがあるのなら 答えてみろ

諦められるなら もうとっくに諦めたい
人間の本能は それを許しはしない

闇の外 笑う光の世界 逆に恨む程に
指の隙間から覗いたものは 遮る闇
手の届かない自由は 決してここには来ないだろう
たった一人で彷徨い続けたのだから

甘い残酷は今でも身体に巻き付いて
赤い花びら ひらひら闇の中に舞って
そしてまた叫んだ 声が枯れるまで叫び続けた
そしうしたら 少しは楽になれるから

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 灰色の銀貨
公開日 2007/02/11
ジャンル ロック
カテゴリ 社会問題
コメント 今まで一番真に迫っている歌詞です。タイトルが何故「灰色の銀貨」かは、歌詞を見れはわかる人にはわかると思います。
トミノさんの情報













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