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ベリアル
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作詞 トミノ |
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噛み殺す灼熱を感じるこの部屋は
何だか二面鏡に見張られてる気がして
魂を移した二つ首の人形に
身体も溶け込む愛撫に明け暮れる
嘘も呑み込む蛇の絡み付く視線
赤いインクで綴られた真っ白な羊皮紙
忘れ掛けていたもう一人の自分の過ち
見て見ぬ振りをしていた過去の記憶
残酷な現実は全て押し付けてきたけれど
暗黙の了解に甘えていた自分は誰?
甘美な誘いはそれだけでも幸ある日々
流れ出す涙珠の河を渡る事も出来ず
想像のベリアルが
進む道を通せんぼしてる
妄想のベリアルが
血塗れの君見せ付ける
快楽のベリアルが
淫らに叫ぶ発情に壊れ
絢爛のベリアルが
悪徳の行為に笑う
憶えていた傷だらけの顔を隠した理由
叛く事も許されずただ放蕩に委ねる
結ばれた様式は時に間に合わずとも
見殺しを決めたその心は誰のもの?
剥がされた一つの脳を共有する頭
嘘を吐く二枚舌は真実の証拠
想像のベリアルが
進む道を通せんぼしてる
妄想のベリアルが
血塗れの君見せ付ける
快楽のベリアルが
淫らに叫ぶ発情に壊れ
絢爛のベリアルが
悪徳の行為に笑う
済し崩しに神経を抉られた苦悩
本当の自分に取り残された苦痛
想像のベリアルが
進む道を通せんぼしてる
妄想のベリアルが
血塗れの君見せ付ける
快楽のベリアルが
淫らに叫ぶ発情に壊れ
絢爛のベリアルが
悪徳の行為に笑う
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