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睡蓮
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作詞 トミノ |
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闇の中の白い死に化粧
いくつもいくつも狂い咲いては
堕ちていく 壊れてく
睡蓮の眼を持つ者が
梵天のように居座り続けるなら
私にも慈悲はあるのでしょうか
都合の悪いまま涙も消さずにいる
闇の声も一転それはもう癒えないから
柘榴に淀んだ蜘蛛に記憶を巡らせて
螺旋に絡みついた眩暈を覚える
このまま消えてしまいたい位に
悲しげに舞う桜に色を重ねて
聖なる賢者たちの罪に迷わない行進
挿げ替えられた首と植木鉢の水溜り
伸ばされた助けは何処へ向かう?
吊るされた赤ん坊の紅い月は
深い深い痛みと眠る
都合の悪いまま涙も消さずにいる
闇の声も一転それはもう癒えないから
柘榴に淀んだ蜘蛛に記憶を巡らせて
螺旋に絡みついた眩暈を覚える
このまま消えてしまいたい位に
悲しげに舞う桜に色を重ねて
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