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小冒険。
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作詞 451f |
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息もつかせず 走ってるのに
それでも 追いかけてくる
ずっと 逃げ場を探してた気がする
腰を落ちつけて眠れたなら
かなりの間 目を覚まさずに
泥のように横になっていそう
失うものなど何もないと
思ってからが長くて
伸ばした手も 感情も
ギリギリのところで わがままで
やっぱり 完全には 自分をだませない
誰もが心に秘めてる光景
いつまでも やっぱり 大切にしたい
殺しても 消し去っても 遠くに
浮かぶのは 懐かしくて 新しい
はるかな 冒険
忘れかけて あやふやなままの
歌を軽く 口ずさむ
記憶の隅に覚えている 古い時代の
想い出に浸るほどのことは
心許すほどの経験は ないのに
訳もなく 切なくなる
近道ばかりを探していて
結局 いつも 遠回りばかり
夢を見ていたい それもいい
だけど 乾いた鈴の音が そっと
時々 体中に鳴り響いている
ノドまで来たけど 出せない言葉
それでも やっぱり 捨てられない
決められたパターンを外れて
外周へ向かう 些細な衝動
ささやかな冒険
夢を見ることは時々なんて切ないんだろう
時々 なんて素晴らしいんだろう
あふれるほど 涙 流して
あきれるほど 酔いつぶれても
人は変われない
今いるここが いるべき場所かどうか
今は知らない 分かりたくもない
ただ 過ぎていく時間に身を任せて
静かに歩くのも たまには悪くない
誰もが心に秘めてる光景
いつまでも やっぱり 大切にしたい
殺しても 消し去っても 遠くに
浮かぶのは 懐かしくて 新しい
はるかな
幾つもの出会いと別れ その度に
増えていく想い出 消化しきれない
飲み干した日々は まだ 幼くて
じっと 帰りを待っている
そして はじまる
はるかな
はるかな 冒険
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