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茨姫
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作詞 RAi. |
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僕等は贅沢な悩みを謡い
我が儘で傲慢に泣き叫ぶ
可能性の底に眠るのは
罪よりも重い、茨の道
氷の雨に遮られた遠い日
背中合わせに寄り添った
紅い記憶を埋めるのは
罰よりも冷たい、体温
狭い部屋に自ら鍵をかけ
終わらない夢願えばいい
堕ちてくる星たちへと
届かない距離、零れる
別れの言葉にこめた意味
悪戯な青い羽も舞い遊ぶ
閉じたばかりの扉開き
穏やかな午後、壊れた
飽き始めた強か者は愚か
深海へ沈む暗い旅へ出た
不安を誘う笑顔残して
綺麗なまま君、消える
最後の笑顔に付け足して
愛を知らない僕等に呟く
幸せなど悲しみの理由
本物は、何処にも無い
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