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灯-ヒカリ-
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作詞 RAi. |
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ヒカリがあるの。
あたしのすぐそばに。
大切な人たちが、その中で笑ってるの。
でもあたしは遠くからそれを眺めていて、
中には入っていけないの。
でもね、ある時通りかかった魔法使いが、
「よく足元を見てごらん」って言ったの。
そうして、杖であたしの足元を指した。
真っ直ぐなヒカリが、一筋のヒカリが、
あのヒカリの中に続いてた。
気付いたら魔法使いはいなくて、
気付いたら私はヒカリの中にいて。
その時やっと、気付いたんだ。
遠いと思ってたのは私だけ。
入れないと思ってたのは私だけ。
だってもうとっくの昔から、
私はそのヒカリの中の一筋だったの。
そして今私は、杖を持って昔の私の隣にいる。
さぁ、歩き出そう。
あなたの灯も、きっとあなたを待ってる。
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