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サヨナラの合図
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作詞 RAi. |
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君少し伏目がちに歩きながら
私の手をぎゅっと強く握ると
そろそろ「サヨナラ」の合図
歩き出した二人の時間
一緒に見た夢はあたたか過ぎて
少しだけ振り返ってしまう
切符買うために押したボタン
指先が震えてたのは私だけじゃないよね
少し冷たさの残る春の風が
咲き始めた桜の花びら散らす
舞い落ちた先にはただ
涙で見えなくなった君の顔
少しずつほどけ始めた指先から
伝わる優しさ受け取れば
もう「サヨナラ」のシルシ
左手の薬指が離れると
昨日ふたりで外した指輪思い出して
ちょっぴり切なくなる
電車の音にかき消された君の声
何か言ってたけど聞き返せなくって
ずっと俯いてたから
君の表情わからなかったけど
去って行く背中に呟いた
「ありがとう」きっと忘れない
約束なんて言葉何の意味もないって
ふたりは知ってるから
君が立ち止まって振り返りもせずに
少しわざとらしく頭掻いたら
もうそれは最後の「サヨナラ」の合図
ふたりだけの「サヨナラ」の合図
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