|
|
|
刺青
|
作詞 seek |
|
君の首許に咲く赤い華。
僕のモノっていう所有印。
見る度に君を支配した気になって、優越感に浸ってる。
でも日毎に散ってゆく華。
比例して焦燥感が募ってく。
君のその身体に綺麗なアゲハ蝶。
僕のこの身体には醜い大蜘蛛。
刻み込んで蜘蛛の糸で蝶を絡め捕らえられたら。
甘い花の香水に誘われて、寄ってくる君。
それ以上近寄らないで。
―――蝶は自ら蜘蛛の巣へ?
君のその身体で舞っているアゲハ蝶。
僕のこの身体で待っている、巣を作って。
蜘蛛の巣に罹ったら最後。もう二度と舞い遊ばせない。
嗚呼、なんて可哀相な蝶々。
綺麗な羽根は、もう面影もなく。
罠に罹った哀れな君は、オチて、落ちて、墜ちて・・・。
君のその身体に綺麗なアゲハ蝶。
僕のこの身体には醜い大蜘蛛。
刻み込んで蜘蛛の糸で蝶を絡め捕らえられたら。
君のその身体で舞っているアゲハ蝶。
僕のこの身体で待っている、巣を作って。
蜘蛛の巣に罹ったら最後。もう二度と舞い遊ばせない。
|
|
|