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青春の風の果て
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作詞 Y |
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大人の階段は下に向かってる
少年の頃は広く希望を見渡せてた
成人を迎えて祝われたとしても
この未熟さは誤魔化せないまま
足りない確かに足りないんだ
自分を認めるにはまだ足りないんだ
強気だけで身体を起こしても
愛に飢えた魂が呼んでる
かすり傷ひとつない手足が
溢れる安らぎに怯えている
あまりにも形あるモノが多く
心を求める習慣は迷子になってる
辺り一面は輝いているのに
眼に留まるのは落書きの壁だ
星の数ほどのタバコの吸殻が
孤独な青年を漂わせてた
追いかけているモノは見えず
間違っているような気もするけど
繰り返し失敗を重ねる間にも
人間を少しずつ感じているんだ
たったひとつ信じられる青春の風の果て
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