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からめたその手を
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作詞 たま |
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突き放した
ほら目の前にあるものはなんだい
見えないわけが無いだろう
教師たちが言いたいことは何なのか
友人たちが言いたいことは何なのか
解らない君には見えるはずだ
ねえ手に触れるものはなんだい
知らないわけが無いだろう
親の行動が理解できない
政治家の行動が理解できない
君にはよく馴染んだはずの感触だよ
ああ聞こえるだろう
君を呼ぶ声が
押し付けて走り抜ける
この時代をすり抜ける
その手に掴んだものは何だ
その心に包んだものは何だ
ほら足元にあるのはなんだい
感じないわけが無いだろう
世間の視線はなんのせいか
相手の態度はなんのせいか
気づかない君にはお似合いの
ねえ鼻につく匂いはなんだい
憶えていないわけが無いだろう
情報すらまともに聴けない
足跡すら辿ることのできない
君にあることを教えてくれたそれ
ああ見えるだろう
君を待つあいつが
ブレーキをぶっ壊して走り抜ける
壁を打開する合図で走り抜ける
それがなんだか知りたいか
それがなんだか知ってるか
その、温もりを憶えてるか
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