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赫色の血
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作詞 真紅 |
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今此処で 銃を撃ち放て
飛び散る血 返り血
殺気の闘気を放って
その眼には相手を映して
溢れ出てくる 血
躯の中からたった今外に出てきたそれは
きっと生温かくて
目が眩むほどの 赫
もうアナタには
無駄な血を流させたくない
流して欲しくない
それはワタシの 我侭
今此処に 剣を突き刺して
躯に喰い込む
剣の刃には鮮血がこびり付き
その心には修羅が棲みついて
ああワタシの血とアナタの血
汚れた血混ぜ合わせて
また新たな血となろう
ワタシとアナタ繋ぎ止める
今ワタシを 貫き突き刺して
もう生き返れないほどに
死という甘い果実がすぐそこに
その脳裏にワタシだけを焼き付けて
アナタの血が流れるならば
ワタシがアナタの盾となる
アナタはもう傷つかないで―――?
血 の 河 出 来 上 が れ 。
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