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純血王族
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| 作詞 真紅 |
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さあ従え愚民共
我等に永遠の服従を誓え
跪いて 靴を嘗めて
死ぬまで我等に従いつくせ
傲慢姫と王子
血を見るのが 大好きな双子
奴隷を拷問にかけては
それを視て楽しむ
気に入らない者視て
顰め面で 高く上げた手は
殺しの合図でほくそ笑む
血飛沫が飛び散る
無邪気な笑顔の下には
赫く染まった手が
刃向ってみろ愚民共
その時点で頭を飛ばすわ
這い蹲って 頭下げて
死んでも楽にはさせてやらない
身分が違う の一言で
奴隷は黙り 命令を聞く
我侭美人皇女
綺麗なもの 大好きお母様
美貌で奴隷に貢がせては
後は捨て殺すの
穢らわしいの嫌い
気持ち悪い 始末して頂戴
綺麗なものと穢らわしいの
扱い違うわ
綺麗な華の奥底に
棘が見え隠れ
かかって来い愚民共
返り討ちにしてあげるから
骨貪って 土下座しちゃって
我等の呪縛解けることも無く
逆らってくるか と訊けば
奴隷は黙り 命令を聞く
王は沈黙貫いて
この歪んだ国を 冷めた眼で見つめ
何を悟ったか自害する
反逆の愚民共
王亡き今怖いもの無し
皮剥いで 臓器抉って
今此処純血王族朽ちゆく
栄えた王族 愚民に
破れて終わり 脆弱なものよ
この時代は今此処で
幕閉じ 終焉…
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