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白雪姫
作詞 真紅
鏡よ 壁の鏡よ
国中一番美しい女は誰?
それは白雪姫
お妃様の千倍美しい


この雪のように白く
この血のように赤く
そしてこの黒檀のように黒い子どもがほしい
お母様のそんな願いが叶って 生まれたのが私
私の名前は白雪姫
お母様のように美しく 育ったの

ある日狩人がやって来て
猟刀を抜いてこちらに向ける
私の肺と肝臓が欲しいって
逃げるから 森の奥深くに逃げるから
それだけ言うと狩人は逃してくれた
早く 逃げなきゃ


狩人 白雪姫は
なんて会話が広い室内に響き
猪の肺と肝臓
まんまと騙され美味と食す


荊を抜けて見つけたお家
そこには7人の小人達
可愛い可愛い小人達は
偉く私を気に入ったようで
此処に居てくれ なんて言われちゃった
お母様には見つからないはずね

あくる日老婆がやって来た
私に胸紐をくれるんですって
なんて優しい老婆なの
私の胸紐まで結んでくれた
だけどきつくて きつくて
私の意識は無くなった


鏡よ 壁の鏡よ
国中一番美しい女は誰
白雪姫は 消えたはず
それは白雪姫………


気が付くと小人の寝台の上
私は死んでいなかったの
小人達が胸紐を切ってくれたお陰で
息を吹き返す事が出来たから
皆口々にお妃様の所為だ と
お母様は私が憎いのね

今度は物売りやって来た
もう騙されないと思ったけれど
簪が妙に気になって
刺されたときはもう毒廻り
小人達が帰ってきてくれて
何とか助かったけれども


鏡よ 壁の鏡よ
国中一番美しい女は誰
白雪姫は 死んだはず
鏡の答えは白雪姫……


今度は百姓がやって来て
もう騙されないと思ったけど
百姓も食べた林檎の半分
大丈夫と食べたときには
もう遅かったみたいね
毒は半分にしか塗ってなかったみたい

悲しみにくれる小人達の前に
やって来たネクロフィリアの王子様
それに腹が立った家来達は
死体の白雪姫の背中を蹴った
そしたら林檎が出てきて
白雪姫は生き返る


鏡よ 壁の鏡
国中で一番美しい女は誰
若い女王様は
お妃様の千倍美しい


妬ましいという気持ちが絡みつき
妃は結婚式にやって来た
そこに居たのは白雪姫
ネクロフィリアの王子と共に
楽しそうに笑っている
妃を見つけた白雪姫

鉄の上履き真っ赤に焼けて
妃に余興だと言い放って
足が火傷になって 死ぬまで躍らせた
それを見ながら白雪姫は
にっこりとした可愛らしい笑顔で
嗤いながら見つめている


鏡よ 壁の鏡
国中で一番美しいのは誰
殺されても死ぬことのない
幼い七歳の白雪姫

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 白雪姫
公開日 2007/05/29
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 無駄に長いなーこれ。グリム版の白雪姫です。(あ、グリム版って最初からグリムか;)
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