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黒白の夏
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作詞 愛桜-menou- |
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それは時に 激しい眩暈のように
繰り返される 記憶の断片
モノクロームのフラッシュバック
見知らぬはずの時代
見知らぬはずの場所
見知らぬはずの光景
いつ?どこで?何がおきたの?
思い出すたび胸をざわつかせる
暑い暑い 黒白の夏
うだるような蝉の声にかき消され
聞こえない 聞こえない
その声は誰?何を言ってるの?
あぁ その声は あの日の君
深緑の森の奥深く
むせ返るような 土の匂いと草いきれ
どこまでも どこまでも 走ったね
つまづいて 転んでもずっと ずっと
もっと あの木々の もっと向こうへ
それから君は どこへ行ったの?
気づけば 木立にただ一人
一緒にいると思ってた いつまでも
君の影をのみ込んで 森に夜が降りてきた
あれからどれくらいの時間が過ぎただろう
いくつ時代を飛び越えただろう
君の姿は 今も 瞳の奥に焼きついて
そして また 今年もやってくる
暑い暑い 夏が
何度 生まれ変わっても
きっと 君を 忘れない
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