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君の左手
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作詞 かすみ まい |
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あたしの瞳は君の左手を見つめている
いつかあの手にあたしは触れるのだろうか
君の体温を感じたい
小さなこの手を包んでください
時計の針があたしの心臓
まるで君に早さを知らせているみたい
君の前を通るたびに早くなっているの
鈍感な君はいつまで知らないふりをしているの
今すぐ君に伝えたいのに
素直になれない自分が情けない
たった一言を呟くだけなのに
怪我をしている君の右手には包帯がある
だから慣れない左手で振るえて書く汚い字
もしあたしが助けてあげられれば
君はこんなに辛くないのにね
明日はきっと晴れるでしょう
天気予報と同時に君は囁いた
あたしの想いはいつまで雨なのだろう
君が誰かを好きでいても別にそれでいい
あたしはただ君が好きだから
先を見つめればきっと答えはある
後悔なんかしたくないからね
あたしの瞳は君の左手を見つめている
いつかあの手にあたしは触れるのだろうか
君の体温を感じたい
小さなこの手を包んでください
君の右手が治るまで
あたしが左手を繋いであげるから
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