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One Way
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作詞 ATSU |
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涙流して産声を上げたその日の僕に
周りの奴らは温かく笑んで
疲れたように手を伸ばすあなたは、
「僕を見つめるあなたは誰??」と見上げる僕に微笑む
僕が僕として記憶にある頃に
既に小さな弟がいて
母の伸ばした指先を
ぎゅっと握って眠ってた
ふと気づけば 僕の周りは
僕とおんなじくらいの友達で
あふれてた あの頃の僕はまだ、
僕の弱さや人の痛みに敏感でなかった
なのに...
春が訪れ 人は別れて 別々の道を行き
僕はその道の 1つに ただ、必死にしがみつく
僕がたたずむ この桜並木の道は
僕とあなたとが 結んだ約束誰にも教えられない
今では戻ることは出来ないけれど
この道を進んだことに
後悔などしてはいないと、
ずっと言い聞かせているのに
夕暮れのお別れや
卒業のためのそれぞれの道は
今も尚、続いてると思っていたけれど
今僕が居るこの時この場所にはもう
そんなことを否定できない
小さな風がまた...過ぎる
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