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ガラス玉
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作詞 vbv |
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手のひらの上にある玉
歪んだ色で話しかけてくる
そっと手のひらを裏返したなら
それは大きく弾け飛んだ
小さな欠片になったその玉は
また違った色で話しかけてきた
心配している前に
どうやら心配されている
ひとつして同じ表情はないけど
誰一人うつむかずに輝いていた
その瞳に写った落ち込んだ顔を
七色に染めてくれてた
気づけば地球の上にいた
どうやら手の中にはガラス玉
そっと手のひらで揺れていた
そこにもうひとつは入れない
生まれた意味など知るはずもない
重なって同じ音を奏でている
気遣っている前に
自分を見つめ直してごらん
どうしてまだ触れようとしない?
太鼓の音が弱まっているのに
沈みかえったオーケストラなんて
一色も映しだせやしない
手のひらの上にある玉
歪んだ色で話しかけてくる
そっと手のひらを裏返したなら
小さな欠片になったその玉は
また違った色で話しかけてきた
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